コーチが看護師だった奥さんと結婚した話——「一番モテるのは優しい人」

公開: 2026-05-11|著者: あつしコーチ|コーチ哲学

結婚式で寄り添うふたりの背中

30年テニスを教えてきて、教え子から30組以上のカップルが結婚していくのを、ずっと見てきました。「結婚で一番モテるのは、どんな人か」と聞かれたら、私は迷わず「優しい人」と答えます。

これは綺麗事じゃありません。私自身が、看護師だった奥さんと結婚したのも、相手の優しさに惹かれたからでした。入院中に出会い、退院時に紙を渡して連絡先を交換した、まさに『偶然の出会い』からの結婚です。

このコラムは、私の結婚の話を起点に、30年テニスの現場で見続けてきた「結婚で本当にモテる人」の正体を、できるだけ正直に書きます。

「一番モテるのは、優しい人。これは30年見てきての結論です。年収でも容姿でも話のうまさでもない。優しさです」— あつしコーチ

奥さんとの出会いは、入院先でした

もう何年も前の話です。当時、私は仕事のしすぎで体調を崩し、何週間か入院することになりました。その入院先で、担当の看護師さんとして毎日顔を合わせていたのが、いまの妻です。

最初は、ただの患者と看護師。私は入院生活で気力もなくて、こちらから話しかけることもありません。妻も忙しく動き回っていて、業務以外の会話はほとんどなかった。

変化があったのは、入院が長引いた頃です。妻が、ある日「夜中、眠れていないみたいですね。少しお話ししますか」と声をかけてきた。看護師としての気遣いだったと思います。でも、夜中の数分の会話が、入院生活でいちばん救われた時間でした。

退院の日、紙を渡して連絡先を交換しました

退院の日、私はいてもたってもいられず、紙に連絡先を書いて妻に渡しました。「もしよかったら、連絡ください」と。今思うと、図々しい話です。患者と看護師の関係で、しかも私はだいぶ年上だった。

2週間ほど経って、本当に連絡が来ました。「お元気ですか」というシンプルなメッセージ。そこから、関係が始まりました。

付き合い始めて、結婚するまで、特別な何かがあったわけじゃありません。普通に話して、普通に食事をして、普通に時間を重ねただけです。でも、その「普通の時間」の中に、妻の優しさが毎回出ていた。それで決めた、というのが正直なところです。

30年現場で確信した「一番モテるのは優しい人」

自分の結婚の話を書いてきましたが、これは私の特殊なケースじゃありません。30年テニスを教えてきて、教え子から30組以上のカップルが結婚していった現場でも、まったく同じ結論でした。

結論①:「短期的にモテる」と「長く選ばれる」は別物

パーティーや初対面で「モテる」のは、容姿が整っていて、話がうまくて、年収が高そうな人です。これは事実。

でも、「結婚相手として長く選ばれる」のは、別の条件です。それが「優しい人」。短期的なモテと、長期的に選ばれることが、ぜんぜん違うベクトルなのが、現場で見ていてはっきり分かります。

結論②:優しさは「3つの瞬間」に出る

30年見てきて、優しさが本物かどうかは、次の3つの場面で判定できます。

これらは、初対面の食事や2回のデートでは絶対に見えません。テニスで2時間ペアを組めば、3つとも全部出ます。これがテニスの場が婚活に効く一番の理由です。

結論③:優しい人と一緒にいると、自分も優しくなる

これは妻と暮らしてきて、私自身が体感したことです。優しい人と毎日過ごしていると、自分も自然と優しくなっていく

逆もあります。気が短い人、他人を責める人と一緒にいると、自分もどんどん同じ方向に引っ張られる。だから、結婚相手を選ぶことは、「これから30年・40年、どんな自分になりたいか」を選ぶことでもあります。

「一番モテる」優しさは、コートで一発でわかる

テニスというスポーツは、優しさを試す場として、ほぼ理想的です。

ダブルスでペアを組むと、お互いミスは必ずあります。ペアがミスした瞬間、何を言うか。「ドンマイ!」が出る人もいれば、ため息をつく人もいる。表情だけで何も言わない人もいる。2時間で、その人の癖が10回以上出ます

30年見てきて、結婚していった教え子たちのほとんどが、コート上で「ドンマイ」が自然に出る人たちでした。短気な人、ミスを引きずる人、他人のミスを責める人——そういう人は、テニスもうまくならないし、人間関係も続きません。

あなたへ——優しい人を、見つけるために

「優しい人と結婚したい」と思っている方へ、3つだけ伝えたいことがあります。

1つ目。優しさは、プロフィールに書けない。アプリの自己紹介文に「私は優しい人です」と書いてあっても、それは何の証拠にもなりません。

2つ目。優しさは、時間をかけないと見えない。短期決戦の婚活では、絶対にわからない領域です。月1で半年・1年通える場を持つしかありません。

3つ目。身体を動かす場で、優しさは出やすい。テニスでも、料理でも、登山でも何でも。頭で取り繕う余裕がない場面で、人の素が出ます。

Love All Tennis は、東京・品川エリアで月1回開く婚活テニスサークル。テニス2時間で、お互いの優しさが見える時間を作ります。私自身が「優しい人と結婚して救われた」体験から、この場を作りました。

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よくある質問

「一番モテるのは優しい人」は本当ですか?
30年テニスを教えて、教え子から30組以上のカップルが結婚していくのを見てきた現場の結論として、はい、本当です。年収・容姿・話のうまさより、「相手のミスにどう反応するか」「疲れた時の一言」に出る「地味な優しさ」が、長く続く関係の核になります。
婚活で「モテる男性」「モテる女性」の条件は何ですか?
短期的にモテる条件と、長く続くパートナーとして選ばれる条件は別物です。短期は容姿・年収・トーク力。長期は「相手が疲れている時の反応」「機嫌が悪い時に当たらない」「失敗を責めない」。後者は条件で測れないので、月1のテニスのような「継続的な場」でしか見えません。
優しい人を見抜くには何を見ればいいですか?
30年見てきて、優しさが出る瞬間は3つあります。1) パートナーがミスした時の最初の一言、2) 自分が疲れて余裕がない時の他人への態度、3) 他人を評価する時の言葉遣い。短時間のデートでは見えませんが、テニス2時間で全部出ます。
コーチの奥さんはどんな人ですか?
看護師でした。入院中に出会い、退院時に「連絡ください」と紙を渡して連絡先を交換した、典型的な「偶然の出会い」です。30年経って振り返ると、優しい人と一緒にいると、自分も優しくなっていく、という確信があります。
結婚するきっかけは何が大事ですか?
きっかけは何でもいいです。職場、友人紹介、趣味の場、入院先——縁が生まれる場面は本当に多様です。重要なのは、出会った後の「時間を重ねるための場」を持っているかどうか。短期決戦で決めようとせず、続けて会える環境を選んでください。

あつしコーチ

テニス指導歴30年・独立プロコーチ。教え子から30組以上の成婚を見届けてきた現場の観察を基に、Love All Tennis のコラムを綴っています。