「いい人がいない」と言う前に、見ていないだけかもしれない3つのこと
婚活を1年・2年・3年と続けていくと、ある日こう感じる瞬間が来ます。

婚活を1年・2年・3年と続けていくと、ある日こう感じる瞬間が来ます。
「いい人がいない」
アプリで何百人と会ったのに、街コンに何度も行ったのに、結婚相談所でお見合いを重ねたのに——「合う人」が見つからない。
このコラムは、その実感を「相手の問題」ではなく「視点の問題」として捉え直すための一つの提案です。30年テニスを指導してきたコーチと、恋愛コーチングコーチング現場でのを支援してきた監修者の視点から、3つの「見えていなかったこと」をお伝えします。
なぜ「いい人がいない」と感じるようになるのか

最初は、誰でも気軽に始める婚活。途中から、こう変わっていきます。
- 「いい人」のハードルが、回数を重ねるほど上がる
- 過去に会った誰かと比較して、目の前の人を見る
- 一回の食事で「結婚相手かどうか」を判断しようとする
これは、人間の自然な機能です。情報が増えれば、それを使って効率的に判断したくなる。
でも、この「効率的判断モード」が、いい人を見えなくしてしまう——というのが、コーチと監修者R が30年・コーチング現場で見てきての結論です。
落とし穴①:「条件の枠」で人を見ている
無意識のうちに、年齢・年収・職業・身長・趣味——条件で相手を仕分けしていませんか。
条件で見るのは効率的ですが、条件には、その人の「優しさの方向」「不機嫌の処理の仕方」「体調が悪い時の判断」が含まれていません。
「条件で会った人と、条件で別れる。これを繰り返している人ほど『いい人がいない』と言うんです」(あつしコーチ)
家庭で20年・30年暮らす上で本当に効くのは、条件には絶対に書かれていない情報。それは、長く一緒の時間を過ごさないと見えてきません。
落とし穴②:自分の「素」を相手に見せていない
婚活の場で「いい自分」を見せようとするのは自然なこと。でも、「いい自分」だけを見せ続けている人には、本当の「いい相手」も見えてきません。
なぜか。
- 自分が演じている時、相手も演じている
- 演じている自分を好きになった人と、本当の自分は合わない
- 結果、付き合っても続かない
逆に、自分の「素」が出る場では、相手の「素」も自然に見えてきます。コートでミスして苦笑した時。疲れて休んでいる時。誰かに気を使って譲った時。
「いい人がいない」と感じている方は、自分も「いい自分」モードで会い続けてきたかもしれません。
落とし穴③:「会った瞬間に判断する」癖がついている
婚活アプリ・結婚相談所のお見合い形式は、構造的に「1回の食事で結論を出す」ことを求めてきます。
でも、人の本質は1回・2回では見えません。3回目、4回目、5回目に、はじめて出てくる一面がある。
「コートで2時間ペアを組むと、会って5回分くらいの情報が出ます。家庭で続くかどうかの判断材料は、テニス2時間のほうが圧倒的に多い」(あつしコーチ)
「会った瞬間に違う」と切り捨てた人の中に、3回会えば違うように見えた人が、いたかもしれません。
視点を変える3つの練習
本記事の監修者である R(恋愛コーチングコーチング現場での実績)が、当時のクライアントに伝えていた練習を3つ紹介します。
練習①:誰かの視点を、ちょっと借りてみる
年齢を重ねるほど、人はだんだん「自分の世界」で物を見るようになります。だから時々、人の目を借りる練習を。
電車やカフェで、目の前の人が「いま何に意識を向けているか」を一瞬だけ観るのが入門編。慣れてきたら、その人の歩き方や目線、仕草をこっそり真似てみるのもおすすめ。コーチングの研修にも、2〜3人で街を歩きながら一人の動きをそっと真似る、というワークがあります。仕草が少し変わるだけで、見える景色が変わるんです。「ミラーリング」と呼ばれて親近感を生む効果でも知られていますが、本当に面白いのは、相手の感覚を、自分の中で少しだけ共有できること。
3週間続けると、「条件で人を仕分けする癖」が緩み始めます。
練習②:自分の「素」を、誰かの言葉で映してもらう
「私は、疲れている時に無口になる」「お腹が空くと不機嫌になる」——自分の素を、まず1つ言葉にしてみる。それで十分です。
そのあと、もし信頼できる人がいたら、「私ってどんな人に見える?」「いいところある?」と、軽く聞いてみてください。コーチングのセッションでも、何人かで一人について「あなたはこういう人に見える」「ここがいいよね」と感じたことを伝え合う時間があります。自分が忘れていた自分が、誰かの言葉でふっと戻ってくることがある。
年を重ねると、誰しも少しずつ頑固になります。だから、誰かが言葉を返してくれた時は——褒め言葉でも、ちょっとした注意でも——その日のうちに1度だけ反芻してみる。それだけで、自分の輪郭が、ほんの少し更新されます。
練習③:「合わない」と思った人と、もう1回だけ会ってみる
実験です。過去に「ない」と判断した人の中で、嫌悪感がない人を1人、もう1回だけ会ってみる。同じ判断になるかもしれないし、違って見えるかもしれません。
ちなみに——テニスのコートだと、これが気楽にできます。多少合わないかも、と思っても、無理に話す必要はなく、ボールを介して一緒に楽しめる。あつしコーチが見届けてきた中にも、最初の印象がよくなくて、正直「ちょっと苦手かも」とまで思っていた相手と結婚し、もう10年、今も仲のいいご夫婦がいます。一緒にプレイするうちに、その人のいいところが、ふっと見えてしまったそうです。
これは「過去のあなた」と「今のあなた」を比べる練習でもあります。
まとめ
「いい人がいない」と感じる時、本当の課題はこうかもしれません。
- 条件の枠で人を仕分けする癖
- 自分の「素」を見せていない
- 1回の食事で判断を急いでいる
そして、これは今からでも、習慣で磨けること。
「いい人がいないんじゃなくて、見えてないだけです。見ようとすると、見える。30年現場にいて、これは本当です」(あつしコーチ)
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テニス指導歴30年・独立プロコーチ。教え子から30組以上の成婚を見届けてきた現場の観察を基に、Love All Tennis のコラムを綴っています。