「同じ趣味で集まれば、自然と仲良くなれる」テニスコーチが30年で確信したこと
30年テニスを教えてきて、教え子から30組以上のカップルが結婚しました。その全員に共通していたことが、ひとつあります。
誰も、「出会うために」テニスを始めたわけじゃない、ということです。テニスを楽しんでいただけ。それで、気づいたら自然と仲良くなって、気づいたら結婚していた。
これは偶然じゃありません。「同じ趣味で集まる場」だけが持っている、3つの強みがあります。婚活パーティーや街コンでは、構造的に作れないもの。30年の現場で確信したことを、書きます。
「出会いを目的にすると、たぶん出会えない。テニスを楽しんでいたら、いつのまにか隣に誰かがいる。30年見ていて、それだけは確かです」 — あつしコーチ
「出会いイベント」が続かない、構造的な理由
30年テニスを教えてきて、サークル運営にも関わってきました。だから、いろんな「出会いの場」を見てきています。
婚活パーティー、街コン、合コン、お見合い、マッチングアプリ——どれにも共通しているのが、「出会うこと」を目的にした場、という点です。
これ、目的としては正しい。「出会いたい」人が集まる方が、効率がいいに決まっています。
でも、現場でずっと見てきて、はっきり言えることがあります。「出会うため」を前面に出した場では、人は本当の自分を出さない。
理由はシンプルです。「品定めされる」と分かっている場で、誰が素を出すでしょうか。
みんな、いい服を着て、いい話題を準備して、いい笑顔を作って参加します。それは悪いことじゃない。礼儀みたいなものです。ただ、その「整えた自分」が見せ合われた結果、お互いの本当の人柄は最後まで見えない。連絡先を交換して、2-3回会って、それでも分からないまま終わる。これが何度も繰り返される構造です。
「同じ趣味で集まる場」だけが持つ、3つの強み
一方、テニスサークルや料理教室、登山サークルといった「趣味の場」は、構造が違います。集まる目的が「テニスを楽しむ」「料理を作る」「山に登る」であって、出会いは結果として起こる。
この「結果として」というのが、決定的に効きます。
強み①:「素」を出して当然の場である
テニスで2時間走り回ったあと、人は誰でも汗をかいて、息を切らせて、髪が乱れます。ミスもします。「いい自分」を保つ余裕は、構造的にありません。
でも、これが効くんです。みんなが「整えていない自分」でいる場では、お互いに「整えなくていい」というシグナルが伝わります。すると、ふだんの自分が自然に出てくる。
30年テニスを教えてきて、コートで2時間ペアを組んだあとの懇親会の話し方は、最初の挨拶の時とまったく違うことが、ほとんどです。身体を動かしたあとの会話の方が、本物です。
強み②:「会う頻度」を重ねられる
婚活パーティーや街コンは、たいてい1回きりです。気になる人がいても、次に会うには連絡先交換 → デートの調整 → 2人で会う、という段取りを踏まないといけない。心理的なハードルが急に上がります。
趣味のサークルは違います。来月もまた来れば、また会える。これだけで、関係の進み方が全然違います。
30年見てきて、自然に結ばれていったカップルの多くは、半年から1年、同じサークルに通っていました。週1か月1か、それぞれペースは違うけど、共通していたのは「急がず、続けたら、自然にそうなった」ということ。
強み③:辞めても気まずくない
これは意外と大事なポイントです。婚活サービスは、出会い目的が表に出ているぶん、「うまくいかなかった時」に気まずさが残ります。
趣味の場は、本来の目的が「テニスを楽しむ」なので、誰かと縁が結ばれなくても、テニスを続けていられる。仮にサークルを辞めたとしても、「テニスをやめた」「忙しくなった」と説明できる。理由を細かく言わなくていい。
この「気まずさが残らない安心感」が、参加するハードルを大きく下げます。「失敗しても何も失わない」場には、人が自然に集まる。
30年の現場から——「同じ趣味で集まる」が生んだ3つの実話
仮名で、30年の指導歴の中から3つだけ紹介します。
CASE 1:同じクラスでダブルスを組んでいたTさんとMさん
Tさんは女性、Mさんは男性。週1のクラスで、半年ほどダブルスを組み続けていました。お互い、最初は「テニス仲間」としか思っていなかった。
変わったのは、ある日Mさんが仕事で2週間お休みした時。Tさんが「Mさん、最近来ないですね」とコーチに聞いた表情が、それまでと違っていました。同じ頃、Mさんも久しぶりに来た時、Tさんを見つけてホッとした顔をしていた。
誰も「出会いたい」と思ってサークルに来ていたわけじゃない。テニスをやっていただけ。それでも、半年ペアを組んでいるうちに、関係は変わっていました。1年後、2人は結婚しました。
CASE 2:懇親会で同じテーブルになったSさんとKさん
サークルでは、テニスのあとに30分の懇親会があります。Sさん(女性)とKさん(男性)が同じテーブルになった時、たまたまお互いがコーヒー好きだと知った。
翌月、Kさんは「これ、おすすめのコーヒー豆だよ」とSさんに持ってきた。その翌月、Sさんは「あれ美味しかったから、別のお店のを買ってみました」とKさんに渡した。
「共通の何かが、月ごとに少しずつ増えていく」これが、自然な関係の作られ方です。半年後、2人は付き合い始め、1年半後に結婚しました。
CASE 3:サークルを辞めたあと、連絡を取り合っていたNさんとYさん
Nさん(女性)とYさん(男性)は、同じサークルで2年。Yさんが転勤でサークルを離れた時、最後の挨拶で「もしテニスやる機会があったら、誘ってください」と言葉を交わした。
3ヶ月後、Yさんが品川に出張で来た時、本当に連絡してきた。「テニスじゃないけど、お茶できますか」。そこから始まった関係が、結婚に至りました。
「サークルを辞めても気まずくない」関係だったから、3ヶ月後に連絡できた。これが、出会いイベントだったら、たぶん起こらなかったケースです。
「同じ趣味で集まる場」を、月1で持つことの意味
3つの実話に共通しているのは、誰も「結婚相手を探そう」として動いていなかった、ということです。テニスを楽しんでいた。その中で、ある人と少しずつ親しくなった。気づいたら、隣にいた。
これは、急いでいる人には、まわりくどく見えるかもしれません。「半年も1年もかけてられない」と思う人もいるはずです。
でも、30年見ていて、はっきり言えます。急いで作った関係ほど、長続きしない。逆に、半年・1年かけて自然に育った関係は、結婚後も長く続いています。
「同じ趣味で集まる場」は、人柄を見る時間を与えてくれる場です。あなたが急がなくても、相手があなたを急かさない場。これが、出会いイベントには絶対に作れない価値です。
あなたへ——一歩、踏み出してみる前に
もしいま、婚活アプリやパーティーで疲れているなら、いったん「結果として出会える場」を試してみてください。出会いを目的にせず、ただ「楽しい」を目的にする時間を作る。
Love All Tennis は、東京・品川エリアで月1回開く婚活テニスサークルです。テニス2時間と懇親会1時間。「同じ趣味で集まれば、自然と仲良くなれる」を、そのまま設計にしました。
2026年8月22日(土)、第1期スタート。あなたが急がなくていい場が、ここにあります。
東京・品川で、月1テニス。
2026年8月22日(土)、第1期スタート
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婚活パーティーと趣味のサークル、どっちがいいですか?
趣味がない人でも参加していいですか?
なぜ単発のイベントではなく月1継続なのですか?
趣味の集まりは、出会い目的じゃない人もいて気まずくないですか?
— あつしコーチ
テニス指導歴30年・独立プロコーチ。教え子から30組以上の成婚を見届けてきた現場の観察を基に、Love All Tennis のコラムを綴っています。